和尚のひとりごと№1636「六時礼讃 初夜礼讃47」
和尚のひとりごと№1636「六時礼讃 初夜礼讃47」
南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
回光囲遶身
三帀従頂入
【読み下し】
南無至心帰命して
西方阿弥陀仏を礼したてまつる
光を回らし身を囲遶し
三帀して頂より入る
【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
御光によりその身体をめぐらせて
三回めぐって頭頂より戻る。
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。